ハリセンボン科 ハリセンボン

 青森県以南、全世界の温帯域に生息しますが、まだ作者は2回しかあったことがありません。
 前回会ったのは、確か同じ南紀の串本にあるオレンジハウス前というビーチでの、ナイトダイビングの時だったと思います。

 写真の様に身に危険が迫ると(この場合の危険とは...我々ダイバーにちょっかい出されることです)、胃に水を飲み込んで身体を膨らませ棘を立てて身を守ります。
 膨らんでいくうちに尾鰭すら中にかくれてしまうのには驚きましたが、その結果殆ど泳げなくなってしまい、ダイバーのおもちゃと化してしまう可哀想な魚です。

 あまりイヂメすぎると鋭い歯で反撃され、指が飛んで○ク×ものと間違えられることになるので注意しましょう。これはフグ一般に言えることです。

名前にあるように1000本も棘はなく、せいぜい数百本程度らしいです。