イサキ科 イサキ
関西地方ではイサギとも呼ばれ、食卓に上がることも多いイサキです。 この写真はまだ若魚のため、3本の暗褐色の縦縞がはっきりと写っていますが、成魚に近づくにつれ消えていってしまいます。 近縁の仲間にはコショウダイなどがいます。 太平洋側の串本、すさみなどでも沖合のやや深い場所で沢山の群を見かけることがありますが、いつも群で終わってしまっています。 このように小集団とはいえ、はっきりと見られたのはここが初めてでした。 コラム 名前の由来 学名ではtrilineatumといい、この3本(=トライ)の縦縞を指しています。 和名ではイサとは磯のことギは魚のことで磯に住む魚、など。 漢字名はほとんど江戸時代などにあてられたもののようです。 カジヤゴロシなどの地方名は骨が硬いところから派生したようです。 (写真は2枚あります) |