チョウチョウウオ科 トゲチョウチョウウオ


 茨城県以南の太平洋の暖海に広く分布し、ハワイにも分布します。  成魚では、背鰭の第5、6軟条が糸状に伸びるのが特徴で、和名もこれをトゲと呼んでいるものと思われます。

 紀伊半島、伊豆、時には東北沿岸でも幼魚が観察されることがあり、無効拡散(ダイバーの間では季節来遊魚 、死滅回遊魚と呼ばれる)の代表的な魚と言えるでしょう。
 紀伊半島では、若魚、成魚も見られますが、種を残せているとは言えないので、短期的に見れば無駄と言えますが、遠い将来には分かりません。