ファームウェア関数一覧

CAN_Transmit

ヘッダ宣言

関数プロトタイプ

uint8_t CAN_Transmit(CanTxMsg* TxMessage)

動作

  • メッセージの送信を開始します。

引数

  • CanTxMsg
    CAN Id,CAN DLC,CAN dataを含んだ構造体へのポインタです。
    stm32f10x_can.hで定義されています。
    typedef struct
    {
     uint32_t StdId;
     uint32_t ExtId;
     uint8_t IDE;
     uint8_t RTR;
     uint8_t DLC;
     uint8_t Data[8];
    } CanTxMsg
    • StdId
      標準識別子を設定します。設定できる値は0x0000から0x7FFFまでです。
    • ExtId
      拡張識別子を設定します。設定できる値は0x00000000から0x1FFFFFFFまでです。
    • IDE
      送信するメッセージの識別子のタイプを設定します。

      IDE説明
      CAN_ID_STD標準識別子を使用します
      CAN_ID_EXT拡張識別子を使用します

    • RTR
      送信メッセージのフレームタイプを設定します。データフレームかリモートフレームかのいずれかが設定できます。

      RTR説明
      CAN_RTR_DATAデータ・フレーム
      CAN_RTR_REMOTEリモート・フレーム

    • DLC
      フレームの長さを設定します。設定できる値は0x0から0x8までの間です。

    • Data[8]
      送信するデータです。設定できる値は0x00から0xFFまでの間です。

戻り値

  • uint8_t型の値
    Number of the mailbox that is used for transmission or CAN_NO_MB if there is no empty mailbox.

場所

呼び出し関数

  • 無し

サンプル

/* Send a message with the CAN */
CanTxMsg TxMessage;
TxMessage.StdId = 0x1F;
TxMessage.ExtId = 0x00;
TxMessage.IDE = CAN_ID_STD;
TxMessage.RTR = CAN_RTR_DATA;
TxMessage.DLC = 2;
TxMessage.Data[0] = 0xAA;
TxMessage.Data[1] = 0x55;
CAN_Transmit(&TxMessage);

参照


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Last-modified: 2011-10-13 (木) 16:54:22