ファームウェア関数一覧
FLASH_ErasePage †
フラッシュメモリの消去を行う。
フラッシュメモリの消去単位はページ単位のみである。
STM32の中容量デバイスの場合はフラッシュメモリの先頭番地から1Kバイト毎であり、0x08000000番地から0x080003FF番地までのフラッシュメモリが一つのページで、それ以降も同様。
先頭のページがPage0で、以降順番。
高容量デバイスの場合、ページの大きさは2Kバイト。
ページ単位より小さい単位での消去を行いたい場合は、一度ページ全体を読出し、消去の後、もう一度書き込む。
0x08000000番地から0x08003000番地を消去するとDFUが破壊される。
不用意に自分自身を破壊しないようにアドレスを選ぶ事。
ヘッダ宣言 †
関数プロトタイプ †
FLASH_Status FLASH_ErasePage (uint32_t Page_Address )
動作 †
フラッシュメモリのページを消去します。
引数 †
- Page_Address
消去するページをアドレスで指定。ページの先頭アドレスを推奨するが、中途のアドレスでも、そのアドレスを含むページ全体が消去される。
戻り値 †
- FLASH_Status
処理結果を返します
FLASH_Status | 説明 |
FLASH_BUSY | ビジー(処理中)状態 |
FLASH_ERROR_PG | プログラムエラー |
FLASH_ERROR_WRP | 書き込み保護状態 |
FLASH_COMPLETE | 処理完了 |
FLASH_TIMEOUT | タイムアウト(時間切れ) |
サンプル †
参照 †