*ADC [#r0bb184b]
#contents
**変換モード [#cfffb803]
-single conversion mode&br;
一回だけ変換するモード。
--変換スタート
--変換終了
--データの読み出し
-continuous conversion mode&br;
連続して変換を行うモード
-single scan mode&br;
アナログ入力pinを順番に変換していくモード一巡したら止まる
-Continuous scan mode&br;
アナログ入力pinを順番に変換していくモードであるが一巡しても止まらない
-アナログウォッチドッグ機能&br;
ADC変換データの値がある範囲の閾値を超えると割り込みが上がる
**変換グループ [#h789d98e]
-レギュラ変換グループ&br;
複数あるADCのチャンネルのうち、どのチャンネルを変換対象とするかの順番付きのリスト。1つのチャンネルのみ指定してもよし、複数のチャンネルを任意の順番で指定してもよい。
**スキャン・モード [#d20b295d]
-スキャン・モード&br;
複数のチャンネルを指定した時に一度に全てのチャンネルを連続して変換できるモード。
-分割スキャン・モード&br;
レギュラ変換グループに登録されたチャンネルを一定数ずつ区切って変換していくモード。
**変換時間 [#n5430bae]
ADCの内部クロックは最大14MHzになっています。14MHzの時のインピーダンスと変換時間の関係は以下の通りです。これを参考に[[ADC_SampleTime>Macro/ADC_SampleTime]]を設定します。

|CENTER:サイクル数|CENTER:サンプリング時間(us@14MHz)|CENTER:インピーダンス(kΩ)|h
|1.5|0.11|0.4|
|7.5|0.54|5.9|
|13.5|0.96|11.4|
|28.5|2.04|25.2|
|41.5|2.96|37.2|
|55.5|3.96|50|
|71.5|5.11|NA((許される最大のインピーダンスは50kΩ))|
|239.5|17.1|NA|

ADCが変換したデータを出力するのにかかる時間は、サンプリングクロック数に12.5クロックを足した時間になります。
ADCが変換したデータを出力するのにかかる時間は、サンプリングクロック((システムクロックではない))数に12.5クロックを足した時間になります。
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