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沖縄本島恩納村への旅 3


明けて30日、昼間に2本、そしてナイトダイビングを1本。

 1本目はナカユクイというポイントです。
 沖縄の方言で「一休み」を意味するこのポイントはその名の通り ゆったりと潜れる比較的初心者向けのポイントです。
カクレクマノミ。その名の通りすぐ隠れる。 元気な珊瑚礁 ビーチフラッグ大会?
珊瑚は元気で、その間を沖縄らしい魚たちが泳ぎまわっています。
砂地でみんなでフィンを脱いで、「水中ビーチフラッグ大会」を開催。
フィンが無いと、まったく泳げません。フィンもダイビングでは大事な道具ですね。


 2本目はクロスラインというポイントです。
 アンカーの打ってあるところの珊瑚の壁を越えてしばらく行くと、十字にクロスしたロープ のある砂地に出ます。
 これはもともと定置網を仕掛けていた場所でロープはその名残。そこからポイント名がクロスライン。

 ここでの見ものはなんといってもトウアカくんです。
 日本で確認されているクマノミ属の仲間で、一番生息域が限られているのがトウアカクマノミだからです。
 内湾の砂地のイソギンチャクを好む性質上、埋め立てなどで最初に姿を消してしまいます。
 でも、ここでは沢山みられます。最近は石垣でも見つかったようですね。
トウアカくんのお家 卵をもっているので威嚇してくるクマノミ 根に集まる魚を狙うハナミノくん


 2本目のダイビングが終わったのが昼過ぎ。
 コンビニ行って、昼ご飯を買ってきたのですが、ウェットスーツのまま買いに行くのはけっこう恥ずかしいもんですね(スキンのスーツだし)。
 入店拒否されなかっただけマシかな?

 お腹もふくれたところで、ナイトまではペンションでゆっくり涼んで....のはずが、

 この時点でクーラーが効かないことが発覚!!!!

 蒸し風呂のようなところで、それでも寝ましたね。(笑)


 さて。沖縄の遅い夕暮れが訪れた頃、ナイトダイビングへと出かけました。
 ポイントは昼の2本目と同じクロスライン

 ナイトダイビング自体は、過去にもやったことがあるのですが、ボートでナイトというのは今回初めて の体験です。ちょっとドキドキ。
 港で、ウェットスーツも着て、器材も装着してからボートに乗り込みます。
 夜の海もまた綺麗で、ナイトクルージングをしている感じでした。ポイントまでは近いのですが、タンクは やはり重い。ポイントについたら、さっさと海に入っちゃいます。

 デジカメも、もちろん持って行ったのですが、途中からカード書き込みエラーが発生して、撮影すれども 書き込めない状態になってしまいまして、あまり写真が撮れませんでした。残念。
 ということで、初心に戻ってじっくりと観察。

 スズメダイ類、グルクンはシックな夜の装いに体色を変化させていましたし、キビナゴ?は、光につられて イソギンチャクに集まってしまい、パクリ。
 トウアカくんも寝ているのか寝ぼけてしまっているし、やっぱり夜は面白いですね。

 なかなか夜、しかもボートで出来る場所は限られていると思うので、ぜひやってみることをお勧めします。

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