沖縄本島恩納村へ 4
△トップへ戻る ▲ログブック一覧 ←Back 一応、おしまい
沖縄本島恩納村への旅 4
いよいよダイビング最終日
1本目はコーラル
ポイント名の通り、さんごの大群生地だったのですが、高水温によるさんごの白化現象の影響が未だに残っており
少しガレています。
完全に復旧するには、相当な時間がかかると言われていますが、一部は早くも復活してきており、自然の強さを感じます。
条件さえ整えれば、かなりの回復力を持っているものなんですね。
さんごの群生している先は比較的、急峻なドロップオフになっており、その辺りにもオヤビッチャ等のスズメダイ類が乱舞
しています。
彼らは今、産卵の時期で卵を守っているお父さんたちの姿を観察することも出来ました。
でもほとんど食べられてしまうんですよ。これも自然の厳しさなのかな。
なお、このポイントは港に近く、船の往来が激しいので不意に浮上しないように注意が必要です。
2本目はミニドリーム
最初に潜ったポイント「万座ドリームホール」のミニ版。
深度が浅いので初心者でも大丈夫の穴あり、谷ありの地形ポイント。
どちらかというとドリームホールよりもトンネルが狭かったり、穴が小さかったりするので
ある意味、技術がいります。
特に背中のタンクのことを忘れがちになりまから、コツンと当てたりしないように注意しましょう。
トンネルは短いので、安心です。
一通り回った後、アンカーのところに戻ってくるとここのもう一つのアイドル「レオ君」に会いに行きました。
「レオ君」はフエヤッコダイなのですが、なぜか真っ白です。(普通は黄色)
陸の動物にも見られる色素を作る遺伝子が欠けてしまった白化個体という突然変異です。
普通のフエヤッコダイとペアも組んで泳いでいたりしましたが、みんなと違うのでいじめられがちです。
いつまで生きているのかは分かりませんが、元気で居て欲しいです。
3本目はミッションビーチ
このダイビングは体験ダイビング同行。
友人Kと、現地で待ち合わせをしまして彼の体験ダイビングに一緒について潜りました。
ミッションビーチはペンションとショップの間にあるビーチです。
まずはイントラからの説明を真剣に聞いているK氏。事前の予習?が効いてすぐに飲み込めた様子。
まずは器材を背負ってビーチで基本の練習。
私も一緒に横で見ていましたが無理なくこなせていました。そこでいきなりコブシメと遭遇。
かなりの速さで泳いでいました。
一通り出来たところで「ボートはどこ?」と思っていたら、ゾデアックタイプ(ネービーシールズとかの
映画で出てくるようなゴムボート)のボートがやってきました。
こんなボートに乗るのは初めての体験。どうやって乗り込むのかというと、そのまんま立ち泳ぎをして転がり込むように
。そのまま沖合いのポイントへ。
こういうボートですから、エントリーは、当然シッティング・バックロール。
安定が悪いので難しかったです。しかも「見本やって」と言われてしまった。(^^ゞ
この体験ダイビング用のポイントは体験ダイビングには勿体無いようなポイントです。
もともと餌付けしていたので、魚も人を見るとよって来ます。生物も豊富ですし、クマノミなど
基本の魚もちゃんといます。
われわれが潜っている間、ずっとボートは追ってきますのでドリフトダイビング?見たいな感じで、
浮上したらすぐにエキジット出来ます。
ただし、器材脱着はマスターしとかないとだめですけど。
初めて体験したK氏は大変満足した様子。イトンラさんからね「上手い」「楽だった」と誉められて
いましたね。中性浮力もなかなか。
しかし、ずっと側にいた私がどこに居ていたのか分からなかったと言っていましたから緊張はしてたみたいです。
これで今回の沖縄のダイビングは終了。
計8本。すへで晴天に恵まれて大変よいダイビングが出来た思います。
サービスの方も外れでなかったしね。いいガイドをしておられます。
して、後一日は島内観光に。