パラオのダイビングスタイル

 パラオでのダイビングスタイルは基本的にボートダイビングとなります。ボートダイビングの経験の少ない人はあらかじめ現地サービスに申し出ておきましょう。
 またボートダイビングにはクルーズと港から出発するディトリップがあります。

今回はディトリップの方でしたのでその様子をお伝えしましょう。

送迎はサービス側にお任せ

 だいたい朝の8時ぐらいにホテルまで現地のスタッフがホテルまで送迎にきてくれます。
 港から有名なポイントまでは50分程度以上かかる「結構」長旅なので体調を整えて、酔いやすい人はそれなりの対策をしておくのが吉です。

ダイビング許可証

 サービスに到着したらいつもの申込書とパラオ独自の事として、パラオのダイビング許可証を購入します。

 パラオでは州によってダイビングを行うには許可証が必要で、ブルーコーナやブルーホールのあるコロール州では15ドルの税金が取られます。また有効期限が7日間と、今までより短くなっているので注意してください。実質的な値上げです。
 日本の魚○がとる変な料金と違って、純粋に海域保護に使われると思います。(国の重要な収入源でもあるでしょうが)
 ここに載せると通貨、証券のコピーと同じになると思いますので記載出来ませんが、コロール州の島々の写真がデザインされているテレホンカードぐらいのカードです。
 残念ながら印刷の質は今ひとつなのですが、ダイビング中は常に持っておくようにします。さもないと警察の臨検があると罰金をとられてしまうことになります。

1日2ボートが基本だけど

 1日2ボートが基本なのですが、私たちは3本潜りました。クルコンでは前日までに伝えればよいみたいです。
 船はクルコンの場合、サービスの桟橋から出発。400馬力のスピードボート(ヤマハ製)で快適クルーズ。でも風は強いのでボートコートなんかあれば快適。
 日除けはあっても役に立たずなので日焼け止め対策は万全に。

エントリーはバックロールで

 海はとてもよく凪いでいるので、船が止まっても揺れることはほとんどありません。
 潜行は自由スタイルですが、殆どの場合流れていますので潜行ロープを使って事前のブリーフィングに従って集合して、みんなで移動という感じになります。
 船が小さいとみんなで一斉にエントリーということもあります。(船が揺れるから)

 基本的にダイビングはドリフトダイビングで、流れにのって流されながら進んでいき、浮上地点でボートに拾ってもらう感じになります。
 ブルーコーナなどはかなり複雑な流れになるときがあり、例えるなら台風の最中という感じになり、本来ならば上に行くはずの泡が下にいったり、渦巻いたりします。ガイドからはぐれないようにくれぐれも注意して下さい。
 安全停止は中層で船を待つ時間を使って必ず行います。中性浮力がとれることがパラオの海を楽しむ条件かなぁと思います。

カレントフック

 ドリフトダイビングで便利というか必須なのが、カレントフック。言うならば人間用の小さなアンカーです。
 流れのあるところで、簡単にとどまることができますし、両手が空いてなにかと便利です。
 ブルーコーナなどレギュが震えるほど流れていることもあり、これがないと落ち着いて楽しめません。
数千円から販売されているようですし、私は5ドルでレンタルしました。構造も簡単なので、ステンレスの素材などを溶接して作ろうかと思っています。

ウェットスーツ

 水温は27〜29度あり、3mmあれば十分かと思いますが、5mmのスーツでも暑いことはありません。
 極端に薄いと、やはり水ですから寒くなったりすると思います。(個人差は大きいけどね)

現地サービス Crusie Control お世話になった現地サービス「クルーズコーントロール

帰りはこんな無人島に寄ります  昼御飯は、こんな無人島に立ち寄って食べます。
 とりあえずは、トイレもここにあり。

みんなでお弁当をかこみます
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