ファームウェア関数一覧
TIM_SelectOCxM †
ヘッダ宣言 †
関数プロトタイプ †
void TIM_SelectOCxM(TIM_TypeDef* TIMx, uint16_t TIM_Channel, uint16_t TIM_OCMode)
動作 †
- タイマの出力コンペア・モードを選択します。
- タイマカウンタ値(TIMx_CNT)と、コンペアレジスタ値(TIMx_CCRy)を比較し(コンペア)、関係がどんなときに、出力をアクティブまたは非アクティブにするかを決定します。
- この関数は出力コンペア・モードを変更する前に選択されていたチャンネルを無効化します。ユーザはTIM_CCxCmd又はTIM_CCxNCmd関数を使用して有効にしなければなりません。
引数 †
- TIMx
TIM1~TIM5又はTIM8を指定します。
TIMx | 説明 |
TIM1 | タイマ1 |
TIM2 | タイマ2 |
TIM3 | タイマ3 |
TIM4 | タイマ4 |
TIM5 | タイマ5 |
TIM8 | タイマ8 |
- TIM_Channel
タイマ・キャプチャ・コンペアに使用するチャンネルを以下のマクロから指定します。
TIM_Channel | 説明 |
TIM_Channel_1 | タイマのチャンネル1を使用します |
TIM_Channel_2 | タイマのチャンネル2を使用します |
TIM_Channel_3 | タイマのチャンネル3を使用します |
TIM_Channel_4 | タイマのチャンネル4を使用します |
- TIM_OCMode
タイマ出力コンペアモードを以下のマクロから指定します。
- タイマ・モードを指定するための値です。
- レジスタTIMxCCMRxのOCxMビットを設定します。
- アクティブ・非アクティブの定義はTIM_OCPolarityの定義に依ります。
出力比較モード †
TIM_OCMode | 説明 |
TIM_OCMode_Timing | 出力比較で一致しても現在のピン出力は変化しないモードです |
TIM_OCMode_Active | カウンタ値が一致した時にタイマ出力はアクティブになります |
TIM_OCMode_Inactive | カウンタ値が一致しない時にタイマ出力はアクティブになります (一致した時に非アクティブになります) |
TIM_OCMode_Toggle | カウンタ値が一致した時にタイマ出力が反転します |
0x0040 | タイマ出力を強制的に非アクティブにします |
0x0050 | タイマ出力を強制的にアクティブにします |
PWMモード †
TIM_OCMode | 説明 |
TIM_OCMode_PWM1 | TIMx_CNT < TIMx_CCRyであるときアクティブ、それ以外は非アクティブ |
TIM_OCMode_PWM2 | TIMx_CNT < TIMx_CCRyであるとき非アクティブ、それ以外はアクティブ |
出力値 †
戻り値 †
呼び出し関数 †
サンプル †
/* Selects the TIM1 Channel 1 PWM2 Mode */
TIM_SelectOCxM(TIM1, TIM_Channel_1, TIM_OCMode_PWM2);
参照 †