日本科学未来館の最寄り駅は船の科学館ということで保存船「宗谷」を見学しました。
護岸が工事中ということで本来の係留場所から対岸に移されているため道路にはその旨の案内看板があります。見学して判りましたが、船を動かすためのスクリューも外されているので自力で動くことは叶わない状態なので、タグボートで押したそうです。
保存船となっている初代南極観測船「宗谷」。現役の「しらせ(2代目)」を直接見たことがまだないので比較のしようがありませんが、こんな小さな船で南極まで行けたのかと驚くばかりの小柄な船です。軽トラでサハラ砂漠に向かうような無謀さを感じますが、それが当時の日本の国力であるのと同時に、成功させるだけのガッツのあった時代の象徴のように思えます。父は現役の時に見学したとこがあるそうで、その時から小さいという印象を強く持ったそうです。
見学料金は無料なので、寄付を少々しました。
会議室だったかも
観測船時代の真空管式ぽい無線機から最後に使っていただろうソリッドステート式のものまで各種無線機が。船で外界と唯一繋がる場所だけに広い。
8気筒直列2サイクルディーゼルエンジンが2機。2400馬力x2台。今のしらせは30000馬力。非力だ~。床板を繰りぬいてしまっているので二度と起動することはないだろうけど。新潟鉄工製。
樺太犬舐めてた。うちの柴犬は子犬ですな。大きい。よく生きてた。
船の個室ってコンパクトで機能的に感じる。エアコンは欲しいけど。
ハンサムな船長が座ってる
操舵室
保存船とは言え船なので船籍もあり海の上に浮いてるからか、すこし傾いている気がする宗谷を後にしました。