SONY WM-GX410

WM-GX410

WM-GX410

SONYのミニラジカセ。WM-GX410。
メーカ的にはレコーディングウォークマンという製品分類らしい。価格が1万円前後で2009年ごろの発売らしいが、新しすぎて却って資料がなく不明。これは四天王寺の骨董市で1000円ぐらいで購入した。
幅x高さx奥行きが112×82.5×36.4mm、重さが0.19Kg、一応、ウォークマンというブランドは課されているが、カセットテープ録音機としては最低限のノーマルテープ対応。

テープの走行系は機械式で再生ボタンを押すとヘッドやピンチローラーが出てくるという古典的な仕組みになっている。単純な仕組みの方が故障しにくいのでこれはこれで良い。カセットテープ系の骨董品は百発百中で中のゴムベルトが切れて不良になってる場合があるが、これは日が浅いからか問題は無い完動品。

オートリバースおよびオートストップはテープの張力検出であるので長時間テープの使用は勧められない。オートリバース機能はA面からB面への一方向で固定されており連続的に両面再生や片面のみの再生も出来ない。

謎の2倍モードがあり、録音時間が倍になったり再生速度を半分になったりするが、これはカセットテープの規格としては違反である。

音量調節はボリュームダイヤル式で電子化はされていない。入出力はマイク端子 (ステレオ・プラグインパワー対応) とヘッドホン端子のみ。

ステレオスピーカーが内蔵されていてるが、ステレオ感は期待できませんが、ビビリなどはなく非常に聴きやすい。音域は大きさ相応。ラジカセに必須だった内蔵マイクもステレオで備えている。

ラジオはシンセチューニングでAM/FM/TVが聴ける。もうTV機能は使えないがエリア設定で一発プリセット機能があり、実用的に使える感度を備えている。残念なのは電池を交換する度にエリアプリセットが消えてしまう。これは不良か?ラジオの時にはラジオも録音出来るのだが、タイマー機能等は無い。

電源は単三電池二本の3V。

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