沖縄 in 大阪北部編

リトル沖縄を訪ねた前回の時に見かけた告知フライヤーで豊中市の服部緑地で沖縄民謡ライブが行われることを知ったので、仕事用の部材を仕入れるついで?に寄ってみることにしました。

先ずは北大阪急行の緑地公園駅で下車。服部緑地の最寄り駅で、ライブが行われる野外音楽堂は阪急宝塚線の曽根駅より、緑地公園の方が近いです。

コロシアム状の野外ステージで沖縄民謡のライブが行われていました。天候が怪しい曇り空でしたが、沢山の人が来ていて満席に近い状態でした。会場では沖縄物産やらソーキそばの屋台やらがありましたが、人が多いのと安定した入手先を確保したので今回はパス。

一時間程で、更に天候が怪しくなってきそうという直感が働き、もう一つの目的地に向かって徒歩移動を開始。服部緑地内部を西向かって阪急宝塚線を目指してひたすら歩きます。

曽根駅側の服部緑地の入り口、みどりばしという橋がある方になります。ここに到達するまでの途中の池から伊丹空港に着陸する航空機が見えるポイントがありますが、ほんの一瞬なのでフライトレーダーを見ながら予測しないとモノにするのは難しいと思われます。

更に歩いて行くと高校野球で有名な履正社高校があり

アジサイが既に満開に咲いていました。ここからも伊丹空港へ降りる旅客機が見えるのですが一瞬です。更に豊中市役所に向かって歩き続けます。すると古墳群が現れます。

御獅子塚古墳は史跡として立ち入り禁止ですが

豊中大塚古墳は公園になっています。この辺りから雨が降り出し、本日の持参カメラは防水ではないDSC-RX100M5Aなので焦り始めます。そしてなんとか今回の目的地、豊中市役所に到着します。

豊中市役所にはシーサーが居ます。そもそも、なぜ豊中市の服部緑地で沖縄民謡ライブが行われるのか気になって調査したところ、現沖縄市が本土復帰する際に行政職員が本土の行政制度を学ぶために豊中市に留学していたという経緯があり、大正区とは別の理由で豊中市は沖縄と縁が深いとのことでした。もちろん大阪国際空港が豊中市にあったこととは無縁ではないと思います。

左側のシーサー。

右側のシーサー。宮城秀雄作。

雨が更に激しくなってきましたが、近くの岡町駅前商店街のアーケードに逃げ込むことに成功しました。

商店街の途中から原田神社に入れる場所があるのですが、ここからも伊丹空港へ着陸する旅客機が15秒ぐらいは見れます。入り口にある灯篭は天保四年(1883年)の碑があります。約136年前。戦争・地震から逃れてきたのか、歴史を感じさせるものでした。

阪急岡町駅から梅田方面に向かっても良かったのですが、一日乗車券を買っているのもあって、蛍池まで出て、大阪モノレールに乗換、さらに千里中央で降りて御堂筋線で日本橋まで戻りました。

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